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- 蝦名 敦子
- 弘前大学教育学部
書誌事項
- タイトル別名
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- An Examination of Worksheets from Art Activities Carried out by Student Pairs : from the Perspective of "Zoukei-Asobi" (Art Play)
- ペア ガッキュウ ソウサク カツドウ ニ オケル ワークシート ノ ケンショウ : ゾウケイ アソビ ノ シテン カラ
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抄録
本稿は,小学校で行われたペア学級創作活動「巨大迷路を作ろう」の実践を,「造形遊び」(平成20年度版学習指導要領)の視点から振り返り,5年生の書いたワークシート(絵日記)を検証して,造形遊びの意義と課題について考察したものである。言葉と絵の両面から,児童が楽しかったとする理由を検討すると,巨大迷路ができていった制作の過程と,遊んだ過程にその根拠が大別される。造形遊びの造形性と遊び性が一体化した活動は,多くの子どもの成長過程に添った興味・関心を喚起させる幅広さがある。図工科の表現内容として,その特性が改めて再確認されるとともに,造形遊びにおいて行為の活性化と,そのための方向付けという課題が,浮き彫りになった。
収録刊行物
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- 美術教育学:美術科教育学会誌
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美術教育学:美術科教育学会誌 33 (0), 121-133, 2012
美術科教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205839327232
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- NII論文ID
- 110009437612
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- NII書誌ID
- AN10180722
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- ISSN
- 24242497
- 0917771X
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- NDL書誌ID
- 023686728
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可