724 ピストンスラップによるライナーキャビテーションの研究(振動と音源,OS-5 サイレント工学,総合テーマ「伝統を,未来へ!」)

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書誌事項

タイトル別名
  • 724 Study on Piston Slap Induced Liner Cavitation
公開日
2010
DOI
  • 10.1299/jsmedmc.2010._724-1_
公開者
一般社団法人 日本機械学会

説明

エンジンの信頼性向上の課題の一つであるピストンスラップによるライナーキャビテーションの発生を設計段階で予測して防止対策を事前に検討できるツールを開発するために,冷却水室壁が振動することによって発生する圧力変動予測法を開発し,その妥当性を実験が容易である空中状態の試験結果と比較して検討した.冷却水室内音場解析モデルについては,音場の共振周波数がシリンダー間の隙間の影響で大幅に低下するモードが存在することが実験結果と解析結果で確かめられた。また最低次の固有振動数として水室内の音場全体が同位相で共振するモード(ヘルムホルツ共鳴器)が存在することが新たに分かった.エンジンブロックの振動応答は固有振動数,応答振幅ともに実験結果と解析結果はほぼ一致することが確認できた.音場の圧力変動応答については,固有振動数の予測精度は10〜20%の誤差があり,まだ改良の余地がある.また,振動によって励起される音圧の応答振幅についても実験結果と比較できる程度の値は得られたが,まだ不十分であり音場形状,減衰特性,境界インピーダンスの評価法などの検討が今後必要である.

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