レーザー周期加熱カロリメトリー法による高温融体の熱物性計測(<特集>結晶成長を支える高温熱物性計測技術の進展)

書誌事項

タイトル別名
  • Thermophysical Property Measurements of High-Temperature Melts Using Laser Modulation Calorimetry(<Special Topic>Recent Development in Thermophysical Property Measurements of High-Temperature Melts for Crystal Growth)
  • レーザー周期加熱カロリメトリー法による高温融体の熱物性計測
  • レーザー シュウキ カネツ カロリメトリーホウ ニ ヨル コウオンユウタイ ノ ネツ ブッセイ ケイソク

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抄録

結晶成長をはじめとする材料プロセスの数値シミュレーションにおいて,高温融体の熱物性は重要な入力パラメータであるが,容器壁面からの汚染や対流が存在するため,それらの値を測定することはきわめて困難であった.著者らは,これらの課題を克服するため,電磁浮遊法と静磁場を組み合わせた非接触レーザー周期加熱カロリメトリー法を開発した.電磁浮遊している金属液滴中の振動や対流は,静磁場からのローレンツ力によって抑制される.このような静的な浮遊状態の液滴にレーザー周期加熱カロリメトリーを行い,融体の熱容量と熱伝導率を同時に測定することが可能となった.本稿では,レーザー周期加熱カロリメトリー法について,液体シリコンを例として紹介する.

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参考文献 (25)*注記

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