書誌事項
- タイトル別名
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- Behaviors of the Numata Dam during Ponding Test
- ヌマタ ダム ノ タンスイ シケンジ ノ キョドウ
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説明
本報告は大規模な破砕帯を有する基盤上に築造されたフィルダムである沼田ダムの湛水試験結果について述べたものである。観測データに対する検討の結果, 水理的にも力学的にも安定な挙動であることが確認された。<BR>なお, 破砕帯部の間隙水圧の挙動は, 貯水位に対してループを描いて追従する挙動が認められた。時系列相関解析により, グラウトゾーンの上流側と下流側のタイムラグを比較すると, 下流側の計器ほどタイムラグが長い傾向が認められた。これより, このような難透水性の基盤上のダムの初期湛水においては, 緩やかな水位上昇を図るとともに, 十分な満水期間を保持することが必要であるとの知見を得た。
収録刊行物
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- 農業土木学会誌
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農業土木学会誌 61 (8), 733-738,a1, 1993
社団法人 農業農村工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205920276736
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- NII論文ID
- 130004289599
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- NII書誌ID
- AN0020119X
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- ISSN
- 18847188
- 03695123
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- NDL書誌ID
- 3842086
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可