沖縄における農業基盤整備の歩み

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  • オキナワ ニ オケル ノウギョウ キバン セイビ ノ アユミ キカイカ ノウギ
  • 機械化農業と潅漑農業めざして

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沖縄の農業基盤整備事業の変遷について, 米国政府統治下, 琉球政府期, そして日本復帰後の順に特殊土壌, 気象条件下における機械化農業と潅漑農業の状況を明らかにした。<BR>戦災による荒廃と混乱が続く中で, 食糧増産のために水田用水の確保に重点的に事業が進められたが, 溜池が完成する時期に皮肉にも農業情勢の変動が生じ, サトウキビ農業に移り溜池が遊休化する。復帰後, 本格的に農業基盤整備事業が推進され, 事業効果も着々と発現されつつあるが, 整備水準は全国に比べ立ち遅れている状況であり, 第2次振計の目標達成に向けての今後の展開方向を述べた。

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