腐植土壌による調整池等の自浄作用回復と水質浄化
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- 島多 義彦
- 株式会社フジタ
書誌事項
- タイトル別名
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- Bioremediation Using Humus Soil for Water Purification in Regulating Reservoirs and the Lake
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説明
調整池等の富栄養化に伴う有機汚濁対策に, 池の生態系の有する浄化機能を回復させることにより, 栄養塩類の除去および藻類の以上発生の抑制に取組んだ。その一つの方法として, 珪酸塩および腐植物質を主体とする腐植土壌を利用した新しい浄化方法に着目し, 池の浄化に応用することを試みた。これまでに, ゴルフ場の池を利用した野外実験および2つの室内モデル実験を行った。その結果, 主に水生生物の活性化によると思われる窒素およびリンの高い除去効果が確認された。また, アオコやアオミドロ等の藻類の異常発生が抑制されることが確認された。本研究で得られた知見について報告する
収録刊行物
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- 農業土木学会誌
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農業土木学会誌 64 (4), 325-331,a1, 1996
社団法人 農業農村工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205922096000
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- NII論文ID
- 130004289919
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- ISSN
- 18847188
- 03695123
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可