死者と生者の接点 : コプト修道院のフィールド・ノートから(死者と生者の接点,<特集>第六十五回学術大会紀要)

書誌事項

タイトル別名
  • A Point of Contact between the Dead and the Living : Field Notes on the Coptic Monk's Life at Wadi Al-Natrun in Egypt(A Point of Contact between the Dead and the Living)
  • 死者と生者の接点--コプト修道院のフィールド・ノートから
  • シシャ ト セイシャ ノ セッテン コプト シュウドウイン ノ フィールド ノート カラ

この論文をさがす

抄録

ここでは、エジプト・ナイル川の西方砂漠-ワディ・ナトルンの涸れ谷に広がるコプト修道院修道士に焦点を絞り、彼らの救済観・死生観を通して、死者儀礼にせまる。それは、要約すれば、宇宙論的な「光」と「闇」のメタファからなるリチュアル・ドラマであり、砂漠の洞窟という不思議空間における象徴的な癒しのドラマとして捉えることができる。そこに、死者と生者の接点を探る。

収録刊行物

  • 宗教研究

    宗教研究 80 (4), 854-878, 2007

    日本宗教学会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ