価数揺動物質CeIr<sub>2</sub>Zn<sub>20</sub>のCd置換効果

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タイトル別名
  • Effect of Cd substitution in intermediate valence compound CeIr<sub>2</sub>Zn<sub>20</sub>

抄録

<p>CeT2X20(T=遷移金属、X=Al,Zn,Cd)はXの違いによって基底状態が大きく異なる。X=Alでは強い混成効果のために温度に依存しないパウリ常磁性を示す。X=Znでは価数揺動、あるいは重い電子状態を示す。さらにX=Cdでは局在4f電子による磁気転移が観測されている。本研究では、CeT2X20の量子臨界点近傍の電子状態を研究するために価数揺動物質CeIr2Zn20のCd置換を行った。その結果、Cd置換によって磁化率がピークを示す温度が低温側にシフトしていく傾向がみられた。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205959179392
  • NII論文ID
    130006244765
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_2096
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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