特異なフェリ磁性を示す逆スピネル化合物 Co<sub>2</sub>XO<sub>4</sub> (X = Sn, Ti) の Zn 部分置換による研究

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Study of anomalous ferrimagnetism of inverse spinel Co<sub>2</sub>XO<sub>4</sub> (X = Sn, Ti) by partial substitution of Zn

抄録

<p>逆スピネル化合物 Co2XO4 (X = Sn, Ti) は、16d サイトによるパイロクロア格子の半数を X が占めることから、配置上のフラストレーションが考えられ、特異な磁性が期待される。これらの物質は、転移温度が約 50 K のフェリ磁性体であり、より低温では補償型フェリ磁性に特徴的な振る舞いが見られる。特に X = Sn の場合は最低温にて自発磁化が消失する。この原因を解明するために、8a サイトの Co を非磁性の Zn で部分置換を行い、磁化測定を行った。当日は合成と磁化測定の結果を報告する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205963921408
  • NII論文ID
    130006246504
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_787
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ