擬似確率によるBellの定理の特徴付け
書誌事項
- タイトル別名
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- Bell Theorem characterized by Pseudo Probabilities
説明
<p>Bellの定理やFineの結果により,エンタングルメントなどの非局所実在的相関を,測定の同時確率を用いて説明することはできないことが知られている.そこで本研究では,負の確率を許容することで擬同時確率を定義し,この擬確率と非局所実在性の関係を考察する.特に,非局所実在性の一つの目安となるCHSH値が,擬同時確率と確率単体(正値同時確率分布の集合)との最小距離により特徴付けられることを示す.</p>
収録刊行物
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- 日本物理学会講演概要集
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日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2963-2963, 2017
一般社団法人 日本物理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206045782912
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- NII論文ID
- 130006710861
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- ISSN
- 21890803
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可