Higgs領域でのttbar相互作用とChuaのMemristorで見られる時間反転対称性の破れと、Cartanの超対称性に基づく統一的解釈

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Violation of Time Reversal Invariance observed in t tbar Interactions in Higgs Sector and Chua's Memristor, and a unified understanding from Cartan's Supersymmetry

抄録

<p>Tevatronでの1.9GeV e ebar衝突実験とCERNのCMS、ATLASの7,8,14TeV pp衝突実験で生成されるt tbar は前方散乱と後方散乱に非対称性が見られるが、これらはt tbar生成のHiggsボソンの存在するセクターでの時間反転対称性の破れに起因することが示唆されている。これと類似して、鏡面に進行する2次元音波と反射する音波の重なりは、時間反転対称性の破れに起因して、音波を伝える媒質の性質によって色々なパターンを生み出すことが観測されている。Chuaによって提唱されたITデバイス Memristerも時間反転対称性の破れを示すことからエネルギー消費量の少ないデバイス開発などの工学的な応用が進められている。これらの現象を、時間を複素数化したKaluza-Klein空間を基礎に置くE.Cartanの超対称性の考えから統一的に解釈することを試みる。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206046137984
  • NII論文ID
    130006710640
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.72.1.0_2859
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ