熱伝導率から探るU<sub>1-x</sub>Th<sub>x</sub>Be<sub>13</sub>の低エネルギー励起構造

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タイトル別名
  • Low energy excitation of U<sub>1-x</sub>Th<sub>x</sub>Be<sub>13</sub> probed by thermal conductivity

抄録

<p>重い電子系超伝導体UBe_13_にThをドープすると,超伝導転移温度は減少するがドープ量が約2%から4%の領域では転移温度はドームを形成する.さらにこのドープ域において超伝導相内で相転移が起きることが比熱などの測定から報告されている.しかし,この相転移や超伝導転移温度が上昇する起源などについてのみならず超伝導の基本的な性質も未だにわかっていない.そこで我々はU_1-x_Th_x_Be_13_の単結晶試料を用いて低温熱伝導率測定を行った.講演では得られた熱伝導率の温度,磁場依存性から超伝導相図やギャップ構造に関する議論を行う.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206047224320
  • NII論文ID
    130006709768
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.72.1.0_1954
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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