Mo二量体を持つルチル型Li<sub>x</sub>MoO<sub>2</sub>の構造相転移と物性

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タイトル別名
  • Mo二量体を持つルチル型Li<sub>x</sub>MoO<sub>2</sub>の構造相転移と物性 Structural phase transition on rutile Li<sub>x</sub>MoO<sub>2</sub> with Mo dimers

抄録

<p>ルチル化合物MoO_2_では、Moにd2電子のすみ分けが生じており、局在電子による二量体化と遍歴電子による電気伝導性が両立している。Liのインターカレーションに伴い、母体のMonoclinic相からOrthorhombic相へ、再びMonoclinic相へという逐次構造相転移を起こす。エンドメンバーのLiMoO_2_は温度依存して磁化率が急激に低下する奇妙なふるまいと絶縁性が報告されており、すみ分けされたd電子の挙動に興味が持たれる。当日は磁化測定・放射光X線粉末構造解析の結果について報告する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206047314432
  • NII論文ID
    130006709952
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.72.1.0_2207
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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