有機ディラック電子系α-(BEDT-TTF)<sub>2</sub>I<sub>3</sub>の拡張ハバード模型におけるスピン感受率

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タイトル別名
  • Spin susceptibility in an Extended Hubbard model for Organic Dirac electron system α-(BEDT-TTF)<sub>2</sub>I<sub>3</sub>

抄録

<p>本研究では、有機導体α-(BEDT-TTF)_2_I_3_を記述するハバード模型を無限遠まで到達する長距離クーロン相互作用を含む模型に拡張し、自己エネルギーを考慮したバンド構造においてスピン感受率を計算した。その結果、NMRにより観測されるナイトシフトの抑制とフェリ磁性分極を同時に再現することができた。また、(T_1_T)-1の圧力変化は、圧力により長距離クーロン相互作用の強さが変化していると考えることでその傾向が理解できることがわかった。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206047707008
  • NII論文ID
    130006709529
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.72.1.0_1795
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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