蜂巣格子上 Kitaev-Heisenberg模型の摂動クラスター展開による磁気励起の解析

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タイトル別名
  • An analysis of magnetic excitation with series expansion methods for Kitaev-Heisenberg models on honeycomb lattices

抄録

<p>Na_2IrO_3 や RuCl_3 は蜂巣格子キタエフハイゼンベルグ模型で記述されると考えられ、その基底状態はキタエフスピン液体相近傍の磁気秩序相に位置すると指摘されている。これまで我々は、これらの有効スピン模型に対して線型スピン波近似に基づく分散関係や数値厳密対角化法により動的構造因子を求め、非弾性中性子散乱実験の結果と比較してきた。本研究では、キタエフスピン液体相近傍の磁気励起にマヨラナ励起由来の特徴が現れるかを議論するため、蜂巣格子キタエフハイゼンベルク模型の磁気励起を摂動クラスター展開で調べる。そして、これまで我々が得た動的構造因子の計算結果や実験結果と比較し、キタエフスピン液体相近傍の励起の特徴を議論する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206047868672
  • NII論文ID
    130006709888
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.72.1.0_2085
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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