比熱測定による希土類三角格子反強磁性体CeZn<sub>3</sub>P<sub>3</sub>の対称性の考察
書誌事項
- タイトル別名
-
- Discussion of the symmetry in CeZn<sub>3</sub>P<sub>3</sub> by specific heat measurement
抄録
<p>CeZn_3_P_3_は希土類イオンが三角格子を形成した三角格子反強磁性体である。本物質は磁場中において複雑な逐次相転移を起こすが、その振る舞いは6回回転軸(c軸)に垂直なa軸とa*軸(a軸の逆格子ベクトル)方向の磁場中ですら大きく異なる。今回我々は、その振る舞いの起源を探るため、逐次相転移温度近傍における比熱の振る舞いの磁場方向依存性を調べた。その結果、結晶の持つ6回回転対称性から予想される結果とは異なり、2回回転対称性のみが観測された。</p>
収録刊行物
-
- 日本物理学会講演概要集
-
日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1277-1277, 2017
一般社団法人 日本物理学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001206047927296
-
- NII論文ID
- 130006709114
-
- ISSN
- 21890803
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可