スカラー・テンソル理論における中性子星の質量-半径関係
書誌事項
- タイトル別名
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- Mass-Radius Relation of Neutron Stars in a Scalar-Tensor Theory
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説明
<p>昨年9月にアメリカのLIGOが重力波の初検出に成功し、重力波天文学の時代が幕を開けた。これにより、重力波を用いた強重力場での一般相対性理論の検証が可能となった。太陽系のテストによる厳しい制限を逃れつつ、中性子星内部などの強重力場で一般相対性理論と顕著な差を生む理論として、Damour&Esposito-Fareseモデルがある。本講演では、この理論にスカラー場の質量項を加えたモデルが、中性子星の質量−半径関係をどの程度変えるか、特に、現在観測されている2太陽質量の中性子星の存在を、核物質の状態方程式に依らずに説明できるかについて話す。</p>
収録刊行物
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- 日本物理学会講演概要集
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日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 443-443, 2017
一般社団法人 日本物理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206048473472
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- NII論文ID
- 130006711522
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- ISSN
- 21890803
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可