書誌事項
- タイトル別名
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- The standardization of a Big Five personality inventory for separate generations.
- シュヨウ 5 インシ セイカク ケンサ ノ セダイ ベツ ヒョウジュンカ
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説明
本研究の目的は,主要5因子性格検査の世代別基準を作成することである.全国を7ブロックに分け,23都道府県,46区市町村を抽出し,住民票に基づいて無作為抽出を行った.四国,沖縄など一部の地域は電話帳を利用した.調査対象者は4100名となり,郵送法で協力を依頼した.1166名の有効な回答が返送された.標準化の年齢区分は,青年期(12∼22歳),成人前期(23∼39歳),成人中期(40∼59歳),成人後期(60歳以上)とした.平均的応答方向と逆に加点し,尺度化してF尺度を作成した.男女別・世代別の素点に一要因分散分析を適用した.5因子のうち,O尺度以外の尺度はすべての世代で性の主効果がなかったため,男女込み・世代別のデータ行列を作成し,正規化したT-得点を求めた.E尺度は青年期と成人後期に得点が高く,A, C, N, O尺度は年齢が進むにつれて得点が上昇する傾向があった.これは社会的な要請の要因と,社会的に望ましい回答傾向が増える要因があると考えられる.
収録刊行物
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- 性格心理学研究
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性格心理学研究 8 (1), 32-42, 1999
日本パーソナリティ心理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206055936128
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- NII論文ID
- 110001223660
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- NII書誌ID
- AA11512495
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- ISSN
- 2432695X
- 13453629
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- NDL書誌ID
- 4963771
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可