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- 辻本 英夫
- 大阪市立大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Reliability and validity of the Japanese version WRT and PRT for extreme response style.
- キョクタン ハンノウ ケイコウ ソクテイ シャクド WRT PRT ニホンゴバン ノ シンライセイ ダトウセイ ノ ケントウ
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説明
極端反応傾向(ERS)とは, 多段階尺度において, 尺度内容とは無関係に, 尺度の両端の段階を好んで選択する(あるいは選択しない)という反応傾向である.極端反応傾向は重要な反応傾向と考えられてきたにも関わらず, その測定尺度を構成しようという試みはほとんどなされていない.特に日本では, その種の試みは皆無である.本研究では, Berg(1953)にならって2種類の極端反応傾向尺度WRTとPRTを作成し, 2種類の極端反応傾向測度について, 検査-再検査間ならびにWRT-PRT間の相関を検討した.その結果, WRT・PRTとも, 高い再検査信頼性と収束的妥当性を有することが示唆された.さらに, 2つの極端反応測度間にも高い相関が認められ, 両測度は相互に交換可能であることが示唆された.
収録刊行物
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- 性格心理学研究
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性格心理学研究 7 (1), 33-41, 1998
日本パーソナリティ心理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206055972352
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- NII論文ID
- 110001223643
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- NII書誌ID
- AA11512495
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- ISSN
- 2432695X
- 13453629
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- NDL書誌ID
- 110134
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可