清酒もろみの泡の利用試験

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  • セイシュモロミ ノ アワ ノ リヨウ シケン

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抄録

清酒もろみの泡に酵母が非常に多いことを実地に於て如何に利用出来るかについて特殊な仕込を行つた。<BR>(1) 清酒もろみの泡はその重量, 実容, 及び重量/実容の三者が共に大きい方が酵母数も多く利用しやすい。<BR>(2) 泡を除くことによつて甘い酒をつくることが出来る。又この反対も可能である。<BR>(3) 泡を酒母の代りに使用しうる。<BR>終りに本試験について御指導を頂いた柴田鑑定官室長始め鑑淀官室員一同, 及び何かと便宜を与えて頂いた諏訪税務署間税課の方々, 及び試験することを承諾して頂きかつ試験器具について種々考案して頂いたダイヤ菊酒造株式会社の宮坂常務, 試験もろみの管理にあたつて頂いた同社有賀杜氏ほかの皆様, 又実習で滞在中に本試験を手伝つて頂いた東京農業大学の学生諸君 (竹波, 原田, 樹本, 大石) に感謝の意を表します。

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