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- 宮本 聖二
- 立教大学大学院 ヤフー株式会社
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- アリアナ・ ドゥフゼル
- ルーヴァンカトリック大学大学院
書誌事項
- タイトル別名
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- [C21] “Nippon News” during World War 2 How to make Citizens Accept Another War 1940-1941
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説明
<p>太平洋戦争の直前から戦後にかけて映画館で上映されていたニュース映画、「日本ニュース」。1940年6月に上映が始まり、戦争が終結した1945年夏までは、戦争遂行と国家総動員のためのプロパガンダを目的に制作された国策映画である。軍官当局の検閲を受け、あるいはその指導のもとで制作されていた。現在、デジタルアーカイブ「NHK戦争証言アーカイブス」でこの間の現存するすべての「日本ニュース」を観ることができる[1]。</p><p>当時、人々が接していたメディアは、ほかにラジオや新聞、雑誌などもあり、ニュース映画はその一部でしかない。しかし、唯一の動画であり、映像の持つ独自の訴求力で人々の意識に強く働きかけたはずである。ここでは、1940年6月から太平洋戦争開戦までの18ヶ月間(毎週火曜日公開、第1号から79号まで)に「日本ニュース」が何をどのように伝えたのかを見つめ、人々が新たな戦争を受け入れるにあたってどのような役割を果たしたのかを考察する。</p>
収録刊行物
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- デジタルアーカイブ学会誌
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デジタルアーカイブ学会誌 2 (2), 115-119, 2018-03-09
デジタルアーカイブ学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206095640960
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- NII論文ID
- 130006742619
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- ISSN
- 24329770
- 24329762
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可