中国のジオパークにおけるジオツーリズムの現状と課題

  • 楊 燕
    長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科
  • 深見 聡
    長崎大学環境科学部

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Present Situation and Problems on Geo-tourism in Geoparks of China
  • 中国のジオパークにおけるジオツーリズムの現状と課題 : 伏牛山世界ジオパークの事例から
  • チュウゴク ノ ジオパーク ニ オケル ジオツーリズム ノ ゲンジョウ ト カダイ : フクウシヤマ セカイ ジオパーク ノ ジレイ カラ
  • 伏牛山世界ジオパークの事例から
  • A Case Study of Funiushan Global Geopark

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抄録

ジオツーリズムは、大地の遺産の魅力を地域が主体的に発信し、その持続的な展開を指向する観光形態である。同時に、それらが多く展開されているジオパークの仕組みについても、わが国では関心の高まりが見られつつある。本論文は、もっとも早くからジオパークの取り組みを進めてきた中国の事例に注目し、伏牛山世界ジオパークを管轄する行政職員を対象とした聞き取り調査の結果から、ジオツーリズムを推進される現状にみられる利点と問題点を把握して今後を展望することを目的として論じた。結果、ジオツーリズムを確立する際に不可欠な地域住民の参画面で理念と現実の乖離の顕在化とその実質化に取り組む必要性が明らかになった。

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