アメリカザリガニの額角に誘発した過剰再生体

書誌事項

タイトル別名
  • INDUCTION OF THE HYPERTYPIC REGENERATION ON THE ROSTRUM OF THE CRAYFISH, PROCAMBARUS CLARKII(GIRAD)
  • アメリカザリガニの額角に誘発した過剰再生体〔英文〕
  • アメリカザリガニ ノ ガクカク ニ ユウハツシタ カジョウ サイセイタイ エイ

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抄録

アメリカザリガニProcambarus clarkii(頭胸甲長10-18mm)の額角の殻を一部切除して過剰再生体を誘発した。傷口は3度目の脱皮で僅かに盛り上がり突起状の再生体を生じた。この再生体は,脱皮3〜4度目までは脱皮毎に伸長したが,その後は体の生長に伴って大きくなった。再生体は額角の先端部よりは基部のほうが大きくなる傾向があった。再生体の形態は先端が丸みを帯びているか,あるいは尖っていたが,これらの形態の相違はある程度は傷口の形に依存すると考えられる。

収録刊行物

  • 甲殻類の研究

    甲殻類の研究 21 (0), 211-215, 1992

    一般社団法人 日本甲殻類学会

被引用文献 (4)*注記

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