発達性協調運動障害のある幼児の運動スキル獲得における練習の分析 : 「ボール転がし」課題による検討

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タイトル別名
  • Analysis of practice of motor skill aquisition in young children with developmental coordination disorder : Examination of "two-handed rolling ball into goal" task

抄録

本研究では、発達性協調運動障害(以下、DCD)のある幼児に、運動協応性を必要とする両手でのボール転がし課題を実施して、その練習段階における学習を検討した。DCDが疑われる幼児9名(DCD群)と統制群9名(CON群)とを抽出し、対象児には、2種類の練習課題の後、新奇なテスト課題を実施した。DCD群はCON群よりも低成績だったが、両群とも練習により成績は向上しており、特にDCD群の成績は大きく変動していた。DCDのある幼児は、新奇な課題には順応が容易ではなく、以前の練習による経験が想起されるまでに時間を要するが、練習によってある程度のパフォーマンスの向上を望めることが示唆された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206100156672
  • NII論文ID
    110007026898
  • DOI
    10.20796/jjadss.1.1_25
  • ISSN
    24331430
    13486055
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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