P2Mによるリスクマネジメントのフレームワーク

  • 武富 為嗣
    コーポレート・インテリジェンス株式会社:日本工業大学技術経営大学院

書誌事項

タイトル別名
  • Risk Management Framework by P2M

説明

P2Mでは、リスクマネメントの定義とアプローチは規定されている。しかし、新しく定義されたP2MVer.2の定義に従うと、プログラム、プロジェクトの階層間、スキーム、システム、サービスの時間軸でリスクとそのマネジメントの定式化が不十分である。さらに、財務面からのアプローチが定義されていない。そこで、ここでは、新しく定義されたP2MVer.2に基づいて、プロジェクトとプログラムを非定常業務とみなすことによってリスクを投資の観点からみなおす。次ぎに、ビジネスリスク、プログラムリスク、プロジェクトリスクに分けてリスクを階層的に定義しなおす。さらに、プログラムの時間軸に沿って、スキームモデル、システムモデル、サービスモデルと分けて、リスクマネジメントのアプローチを明確にする。同時に上位レベルからのガバナンスの意味を明確にする。このアプローチにより、P2Mにおけるリスクおよびリスクマネジメントのアプローチを財務面とオペレーション面を統合化した形で定式化することを試みる

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206106483584
  • NII論文ID
    110007573559
  • DOI
    10.20702/iappmjourante.4.2_93
  • ISSN
    24329894
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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