La dimension ethique du recours au japonais dans la pratique des enseignants natifs de FLE au Japon : entre necessite et resistance(N^o 1 Etudes didactiques)

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  • La dimension ethique du recours au japonais dans la pratique des enseignants natifs de FLE au Japon : entre necessite et resistance

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本稿は,言語文化教師の職業倫理を枠組みとし,日本の大学のネイティブフランス語教師の授業における日本語使用の役割について考察するものである。10の半構造化インタビュー・コーパスを用いた分析によって,教師が学習者の母語を使用することは,必要性と抵抗感というディアレクティクの中に位置づけられるということが明らかになった。日本語使用という選択は,とりわけ,学習者に安心感を与えるという倫理的な必要性と,二つの言語文化が接触する際の摩擦を避けるという必要性に応える一方で,日本語を使用しないという選択は,彼らの教授法観に導かれている。その教授法観は,ネイティブ教員としての役割のアイデンティティによって部分的に形成されているものである。

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