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- 中條 健志
- 大阪市立大学
書誌事項
- タイトル別名
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- 「 ボウドウ 」 オ メグル ダンワ ト 「 モンダイ 」 ノ コウチク : 2005ネン アキ ノ 「 ボウドウ 」 オ ジレイ ニ
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抄録
本論文の目的は,2005年秋に発生した「暴動」を事例に,ニコラ・サルコジ内相(当時)へのテレビ・インタビューを資料として談話分析を行い,そこで何が「問題」として語られているのかを明らかにすることである。とりわけ,「暴動」の主体としてカテゴリー化される対象に注目し,談話によってそれが実体化される点を批判的に検討する。分析の結果,談話の社会性から考えられるその問題点を2点指摘した。第一に,「暴動」が「フランス(人)の外部にある」ものとみなされ,「取締り」が正当化されるという点。第二に,「不良」や「若者」といった語が,「外国人」や「イスラム」と関連付けられて語られることで,それらが混同され,フランスにおける「暴動」が,「外部」的な「問題」として談話の中で構築され,社会のなかで認知され得るという点である。
収録刊行物
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- Revue japonaise de didactique du français
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Revue japonaise de didactique du français 7 (2), 35-51, 2012
日本フランス語教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206107204864
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- NII論文ID
- 110009949640
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- NII書誌ID
- AA12150378
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- ISSN
- 24331902
- 18805930
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- NDL書誌ID
- 024005825
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可