ハイアマチュアの科学実践における好奇心の所在
-
- 木村 優里
- 立教大学
書誌事項
- タイトル別名
-
- Whereabouts of Curiosity in High Amateur’s Scientific Practice
抄録
本研究の目的は,成人の科学教育を「充実志向」の視点から検討するために,アマチュアの科学実践において好奇心がどのように存在しているかを明かにすることである.そこで,ハイアマチュアを対象に半構造化インタビューを実施し,M-GTAを用いて分析した.分析結果より,ハイアマチュアの科学実践は,好奇心だけでなく,独自のこだわりや社会的要因と密接に関係している活動であることが示された.そして,その活動過程で,好奇心が醸成されたり,愛着意識の活性化によってリソースが捻出され,さらに活動が継続するという互いに支え合う関係が構築されている.
収録刊行物
-
- 日本科学教育学会研究会研究報告
-
日本科学教育学会研究会研究報告 30 (3), 47-52, 2015
一般社団法人 日本科学教育学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001206108745728
-
- NII論文ID
- 130006660199
-
- ISSN
- 18824684
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可