数学的活動を取り入れた結び目理論の教材研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Lesson Study with Mathematical Activities Focused on Knot Theory
- ―ひねる! ひっぱる! ひっこめる! の実現を目指して―
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説明
本研究では,高校生を対象に結び目理論を題材とした授業を行った。針金入りシリコンチューブで空間の結び目の教具を製作した。授業ではそれを使い,生徒自身の手でライデマイスター移動(同値変形)を行い,結び目の分類を行う活動を行った。今回は,結び目の分類に必要な不変量の概念を理解してもらうため,まず結び目の分類を自由に行ってもらった。そして,共通な性質を生徒それぞれで考えてもらい,その後見つけた共通な性質が結び目理論の不変量であることを伝えることで,不変量がどんなものかをきちんと理解してもらおうと考えた。
収録刊行物
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- 日本科学教育学会研究会研究報告
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日本科学教育学会研究会研究報告 28 (7), 127-132, 2018
一般社団法人 日本科学教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206110374784
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- NII論文ID
- 130006660102
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- ISSN
- 18824684
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可