醤油粕の酵素剤及び麹菌類の培養による減量効果について

  • 服部 領太
    独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所
  • 楠本 憲一
    独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所

書誌事項

タイトル別名
  • The Decreasing Effect of Soy Sauce Cake by Degradation with Hydrolyzing Enzymes and Culture of <i>Koji</i> Molds
  • ショウアブラカス ノ コウソザイ オヨビ コウジキンルイ ノ バイヨウ ニ ヨル ゲンリョウ コウカ ニ ツイテ

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抄録

醤油粕のほとんどは産業廃棄物として,専門業者に引き取られ,処理されているのが現状であり,多くの醤油メーカーで醤油粕の廃棄コストの増加が問題となっている。そこで,業者らはセルラーゼ製剤,特にTrichoderma由来のセルロシンT2処理により,不溶性固形分が対照区の約70%に減少すること。さらに,Aspergillus tamarii NFRI 1618株を醤油粕培地上の静置培養することにより,生育菌体量が他菌株の約20%程度高くなり,醤油粕残渣重量は対照区の約69%となることを明らかにしたので,解説いただいた。

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参考文献 (7)*注記

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