山口県におけるコムギ早期播種の問題点と可能性

説明

山口県において、コムギは、普通10月上〜中旬のイネの収穫を終えた後、裏作として11月中旬に播種する。イネの収穫期は、品種の多様化の必要性を考えた場合、あるいは移植時期をも含めたイネの栽培体系を変えることを考えた場合、暖地における早場米のように9月もしくは8月にすることも考えられる。もし、イネを早期に収穫できるならば、コムギを10月あるいは9月に播種し、慣行法である11月播種のものよりも栄養生長期間を延長して、コムギの多収化を図ることが期待されよう。そこで、本試験では、山口県で広く栽培されているコムギ品種ダイチノミノリと農林61号を慣行法である11月に加え、9月および10月に播種し、収量性を解析して、早期播種の問題点と可能性を検討した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206130395776
  • NII論文ID
    110001725347
  • DOI
    10.24536/cssjchugoku.38.0_80
  • ISSN
    24332968
    09134670
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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