書誌事項
- タイトル別名
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- Environmental changes during the Last Interglacial period around the Japanese Islands ; comparison and integration of land and marine environments
- サイシュウ カンピョウキ ノ カンキョウ ヘンドウ ニホン レットウ リクイキ ト シュウヘン カイイキ ノ ヒカク ト トウゴウ
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説明
更新世後期の最終間氷期を中心に,日本列島陸域および周辺海域の古気候・古環境変動について研究の現状を紹介し,今後の課題を提起した.海洋域では海底コアの多面的な解析が,海洋環境と古気候変動の解明に大きく貢献している.陸域の研究では,長期間に及ぶ連続堆積物を用いた花粉分析や珪藻分析,有機炭素分析によって高精度の古気候復元が試みられている.海域と陸域を繋ぐ鍵として広域テフラの有用性は高く,琵琶湖堆積物や高野層に挟まれた指標テフラは古気候を時間・空間的に結合させて復元する鍵となる.特に指標テフラ密度の高い9~10万年前の日本列島とその周辺は,有望な研究対象である.このように,テフラを介して海域と陸域の古気候・古環境情報を比較・統合して,高時間分解能で総合的な古気候復元を行うことは,日本列島の地域性を明らかにするとともに,汎世界的な気候変動のシステムを理解する上でも必要な貢献となる.
収録刊行物
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- 地質学雑誌
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地質学雑誌 115 (7), 301-310, 2009
一般社団法人 日本地質学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206237321216
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- NII論文ID
- 130000123132
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- NII書誌ID
- AN00141768
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- ISSN
- 13499963
- 00167630
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- NDL書誌ID
- 10338167
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可