書誌事項
- タイトル別名
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- Occurrence and genesis of Miocene peperites in the Tanzawa area, South Fossa Magna, central Japan
- ナンブ フォッサマグナ タンザワ サンチ ニ オケル チュウシンセイ ペペライト ノ サンジョウ ト ケイセイ カテイ
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抄録
南部フォッサマグナ東部を構成する丹沢地塊には,古伊豆-小笠原弧所属の海洋性島弧を形成していた中新世の水中溶岩類や水中火山砕屑岩類が広く分布している.この島弧火山活動に伴って形成されたペペライトが随所で認められる.ペペライトの存在は堆積作用と火成活動が同時に起こっていた証拠として極めて重要である.本論文では丹沢地塊の4箇所において,4つの岩相のペペライトを記載し,古火山体中での位置づけと,その形成メカニズムを推定した.ペペライトは火山岩片の形状から流体状のペペライト(fluidal peperite)とブロック状のペペライト(blocky peperite)に分けられる.従来,ペペライトのタイプは未固結堆積物の粒径に左右されるとされてきたが,丹沢地塊においては必ずしも堆積物の粒径に左右されてはいないことが分かった.これらのペペライトは,丹沢地塊がかつて所属した古海洋性島弧の火山体中核部附近において,水中火山活動に伴って形成されたものと考えられる.
収録刊行物
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- 地質学雑誌
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地質学雑誌 116 (3), 134-150, 2010
一般社団法人 日本地質学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206237795840
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- NII論文ID
- 130000413231
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- NII書誌ID
- AN00141768
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC3cXls12mtro%3D
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- ISSN
- 13499963
- 00167630
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- NDL書誌ID
- 10639425
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可