書誌事項
- タイトル別名
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- Two patterns of three-dimensional grain fabrics corresponding to depositional processes in experimental microdelta deposits using rice grains
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抄録
個々の粒子の3次元粒子配列を調べることを目的として,米粒子を用いたマイクロデルタ堆積実験を行った.ほぼ等粒な楕円体である米粒子を用いたことで,見かけの長軸の長さから,個々の粒子のオリエンテーションも読み取ることができた.形成されたマイクロデルタ堆積物中には次の二種類の配列を示す粒子が顕著にみられた.(1)流向に平行なオリエンテーションでフォーセット面の傾斜に近いインブリケーションを示す粒子.(2)ランダムなオリエンテーションでほぼ水平のインブリケーションを示す粒子.(1)の配列は,流速の小さい実験で顕著であった.この場合,フォーセット面の最上部に落下した後,なだれによって再配列した粒子が多い.また(2)の配列は,流速の大きい実験で顕著であった.この場合は,フォーセット面に落下した後,なだれによる再配列がされないまま堆積する粒子が多い.この結果は,斜面が前進して形成される堆積物において,3次元粒子配列の特徴が,堆積過程の違いを反映していることを示唆している.
収録刊行物
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- 地質学雑誌
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地質学雑誌 117 (3), 107-115, 2011
一般社団法人 日本地質学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206238950400
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- NII論文ID
- 130000758390
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- NII書誌ID
- AN00141768
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- ISSN
- 13499963
- 00167630
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- NDL書誌ID
- 11069304
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可