北海道東部,アトサヌプリ火山における水蒸気噴火の発生履歴:

書誌事項

タイトル別名
  • Re-evaluation of the history of phreatic eruptions from Atosanupuri Volcano, eastern Hokkaido, Japan:
  • 北海道東部,アトサヌプリ火山における水蒸気噴火の発生履歴 : 炭素年代および気象庁ボーリングコアからの検討
  • ホッカイドウ トウブ,アトサヌプリ カザン ニ オケル スイジョウキ フンカ ノ ハッセイ リレキ : タンソ ネンダイ オヨビ キショウチョウ ボーリングコア カラ ノ ケントウ
  • Re-evaluation of the history of phreatic eruptions from Atosanupuri Volcano, eastern Hokkaido, Japan: inferred from 14C ages, borehole cores of Japan Meteorological Agency
  • Inferred from <sup>14</sup>C ages and borehole cores of Japan Meteorological Agency
  • 炭素年代および気象庁ボーリングコアからの検討

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説明

<p>北海道東部の活火山であるアトサヌプリ火山について,最近の爆発的噴火履歴,特に水蒸気噴火の発生履歴の再検討を行った.火口近傍の露頭および2本のボーリングコアを調査し,これまで未記載であった水蒸気噴火堆積物を新たに5層発見した.その結果,従来2回とされていた最新期の水蒸気噴火が,少なくとも最近2,700年間に7回を数えることができる.特に1,500~1,000年前の間は平均で100年に1回の噴火を繰り返す頻発期であり,最新の噴火は300~400年前であることも分かった.</p>

収録刊行物

  • 地質学雑誌

    地質学雑誌 123 (5), 269-281, 2017-05-15

    一般社団法人 日本地質学会

被引用文献 (4)*注記

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参考文献 (10)*注記

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