書誌事項
- タイトル別名
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- Reconstructed Holocene sea level curve from the Akkeshi barrier system in eastern Hokkaido, Japan
- ホッカイドウ トウブ アツケシ エンガン テイチ ノ カンシン セイ バリアー システム ト ウミ スイジュン ヘンドウ ノ フクゲン
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抄録
北海道東部沿岸,厚岸湾沿岸地域には,日本では珍しい現在でも活動的なバリアーシステムが存在している.その成立過程と現存する理由について,ボーリング試料を用いて堆 積学的手法,古生物学的手法ならびに炭素同位体年代を用いて検討した結果,以下の3点が明確となった.(1)厚岸湾沿岸低地に後氷期海進が到達したのが11400年前である.この当時の海面の高さは現在より50 m低かった.その後の後氷期海進によって,厚岸バリアーシステムが成立したのは8800年前であり,現在もバリアーシステムは維持されている.(2)厚岸低地においてバリアーシステムが現在も地形的に維持されている理由としては,5500年前から続く海面の停滞の影響が大きく,この時期に厚岸湖のカキ礁も上げ潮三角州上に 生成し始めたものと推測される.(3)現在のバリアーシステムが地形的に明瞭であるのは, 17世紀の巨大地震以降の1 cm/年に達する急激な地震性沈降による影響が大きい.
収録刊行物
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- 地質学雑誌
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地質学雑誌 119 (3), 171-189, 2013-03-15
一般社団法人 日本地質学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206241154048
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- NII論文ID
- 130003363925
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- NII書誌ID
- AN00141768
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC3sXhtVCqt7zM
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- ISSN
- 13499963
- 00167630
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- NDL書誌ID
- 024617922
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可