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- 牧野 良次
- (独)産業技術総合研究所 安全科学研究部門
書誌事項
- タイトル別名
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- Cost Benefit Analysis for Accident Prevention Measures: State of the Art and Further Developments
- 安全対策の費用便益分析に関する最近の研究と課題
- アンゼン タイサク ノ ヒヨウ ベンエキ ブンセキ ニ カンスル サイキン ノ ケンキュウ ト カダイ
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抄録
<p>最近数年以内に公表された学術論文を対象として労働災害および産業事故防止のための安全対策に関する費用便益分析を扱った文献をレビューし,研究の現状と今後の課題を抽出した.安全対策にかかる費用の計測はそれほど困難ではなくほとんど問題になっていない.安全対策の便益は「回避された事故費用」により評価されるのが一般的である.物損などの直接損害よりも,事故による生産ロスなどの間接損害の評価方法について研究が進行中であるというのが現状である.残されている問題点としては(1 )事故発生確率の扱い,(2 )費用/ 便益の比がどの程度大きければ費用が大きすぎると見なすべきか,(3 )費用便益分析を実施するツールの作成があげられる.</p>
収録刊行物
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- 安全工学
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安全工学 53 (3), 160-166, 2014
安全工学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206243356928
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- NII論文ID
- 130005253628
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- NII書誌ID
- AN00012812
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- ISSN
- 24240656
- 05704480
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- NDL書誌ID
- 025605133
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可