-
- 弘津 祐子
- (財)電力中央研究所 社会経済研究所 ヒューマンファ クター研究センター
書誌事項
- タイトル別名
-
- Safety Management System Utilizing the Results of Root Cause Analysis
- 根本原因分析を活用した安全管理システム
- コンポン ゲンイン ブンセキ オ カツヨウシタ アンゼン カンリ システム
この論文をさがす
抄録
<p>トラブルに対し,ヒューマンファクターの側面からの根本原因分析を実施することは,実効性の高い再発防止,さらには重大事故の未然防止に効果的である.根本原因分析結果を充実させる鍵となるのは,トラブル発生後の情報収集である.収集した情報をもとにした背後要因追究の支援方法は,世の中で提案されている根本原因手法で提示されているので,分析者のレベルや分析対象トラブルの重大性などに合わせて選択するのが望ましい.分析結果については,単独で再発防止に活用するほかに,事業所内で共有化されたトラブルの分析結果に対して傾向分析をして特徴を抽出すると活用の幅が広がる.傾向分析結果を事業所の共通的な問題点としてとらえ,安全活動を重点化することにより,活動のマンネリ化を防止できるとともに,その時々の事業所の弱点に的確に対応できるだろう.</p>
収録刊行物
-
- 安全工学
-
安全工学 46 (4), 194-202, 2007
安全工学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001206243965568
-
- NII論文ID
- 10019553132
-
- NII書誌ID
- AN00012812
-
- ISSN
- 24240656
- 05704480
-
- NDL書誌ID
- 8923511
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可