<b>安全性工学の一考察(1) 危険</b><b>性 </b>

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タイトル別名
  • 安全性工学の一考察-1-危険性
  • アンゼンセイ コウガク ノ イチコウサツ 1 キケンセイ

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抄録

<p><tt>安全の程度を工学的に定義すれば,被害の大きさとその頻度との積となる.被害の大きさは小さい値から大きい値まで連続した値が想定される.頻度の密度pと被害の大きさhとの間には関数関係が存在する.この関数形をhn・p=Kとしたとき,多くの安全工学上事例において,一定の境界条件の下ではnとKが近似的に一定である.この関係式が成立するときは安全性が簡単な式で表わされ,nは安全の特性塗示す指数である</tt><tt>.nを設計に採り入れることにより,有限な事故発生率の下に高い安全性を達成することができる</tt>.</p>

収録刊行物

  • 安全工学

    安全工学 20 (3), 120-126, 1981

    安全工学会

被引用文献 (4)*注記

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