4倍性ワケギと複2倍体 (シャロット×ネギ) との雑種の核型, 減数分裂及び稔性

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タイトル別名
  • Karyotype, Meiotic Behavior, and Fertility of the Hybrid between the Tetraploid <i>Allium wakegi</i> Araki and the Amphidiploid (<i>A. ascalonicum</i> L.×<i>A. fistulosum</i> L.)
  • 4倍性ワケギと複2倍体(シャロット×ネギ)との雑種の核型,減数分裂及び稔性(ワケギの起源に関する細胞遺伝学的研究-5-)
  • 4バイセイ ワケギ ト フク 2バイタイ シャロット ネギ ト ノ ザッシュ
  • Karyotype, Meiotic Behavior, and Fertility of the Hybrid between the Tetraploid Allium wakegi Araki and the Amphidiploid (A. ascalonicum L.^|^times;A. fistulosum L.)

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抄録

1. 4倍性ワケギと複2倍体 (シャロット×ネギ) との雑種 (2n=32) の体細胞染色体組は2本ずつ16組が同形•同大であり, 核型はK(2n)=2(14V+J(t)1+JT2)の式で表された.<br>2. 雑種は花粉母細胞の減数分裂第1中期において16個の2価染色体を形成した.<br>3. 雑種のほとんどの花粉粒は花粉核分裂中期において体細胞染色体組のちょうど半分に相当する染色体組K(n)=(14V+J(t)1+JT2) のを有していた.<br>4. 雑種は花粉稔性及び種子稔性が共に高かった.<br>5. 以上の結果から, ワケギはシャロットとネギを両親とする合成種であることが実証された.

収録刊行物

  • 園芸学会雑誌

    園芸学会雑誌 52 (4), 408-413, 1984

    一般社団法人　園芸学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (1)*注記

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