玉ちしやの播種期と生態 (第1報)

書誌事項

タイトル別名
  • On the ecology of lettuce in relation to the growing season
  • 玉ちしやの播種期と生態-1-
  • タマチシ ヤ ノ ハシュキ ト セイタイ 1

この論文をさがす

抄録

1. 玉ちしや New York, Great Lake, Simpson, Wayahead に於ける播種期と生態について若干の研究を行つた。<br>2. 当地方に於ける秋播栽培では New York, Great Lake の如き cabbage heading vars. は少く共8月25日以前に播種しないと完全な結球をしないが, Simpson や Wayahead は9月中旬迄の播種で充分であることが分つた。<br>3. 秋播栽培に於て播種期が早く生育の進んだもの程冬季の寒害に弱かつたが9月下旬~10月上旬播種で本葉7~10枚程度のものは最も耐寒力あり越冬して翌春抽苔開花迄観察することが出来た。<br>4. 12月上旬に於ける糖分検定に於て一般に内葉は外葉に比べ糖分含有率高く又播種均遅く幼埴物状態のものは概して糖分含有率が高かつた。<br>5. 葉の滲透圧測定に於ても糖分検定の場合と同様内葉は外葉より又遅播して stage の若いものは早播のものに比べ滲透圧が高かつた。

収録刊行物

  • 園芸学会雑誌

    園芸学会雑誌 22 (1), 41-44, 1953

    一般社団法人 園芸学会

参考文献 (1)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ