マルバカイドウMO84の組織培養系における幼植物の根からの不定芽形成に及ぼすThidiazuronおよびCasamino酸の影響<SUP>*</SUP>
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of Thidiazuron and Casamino Acid on Adventitious Shoot Formation from Roots of Apple prunifolia Borkh. MO-84) Plantlets Cultured In Vitro
- マルバカイドウMO84の組織培養系における幼植物の根からの不定芽形成に及ぼすThidiazuronおよびCasamino酸の影響
- マルバカイドウ MO84 ノ ソシキ バイヨウケイ ニ オケル ヨウショクブツ
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抄録
Invitroでリンゴの幼植物の根から効率的に不定芽を形成させ,植物体再生系を確立するために,幼植物の根からの不定芽形成に及ぼすサイトカイニン(BAT, TDZ) とカザミノ酸の影響について検討した,無菌的に培養し, 維持しているリンゴ台木マルバカイドウMO-84を用いて, 増殖したシュートをIBA0.1mg•liter-1を含むMS培地で発根させ, 次に得られた幼植物を不定芽形成のための培地 (BAPまたはTDZ, IBA0.1mg•liter-1, GA30.1mg•liter-1を含む修正MS培地) に移植し, 25°C, 3,000lx (16時間日長) の条件で培養する方法により根から不定芽を形成させた.<BR>1.幼植物の根からの不定芽形成は, TDZの低濃度 (0.1~1.10mg•liter-1) においてはBAP5.0mg•liter-1の場合と比べてほとんど差はみられなかった. TDZの比較的高い濃度 (2.19~3.29mg•liter-1) においては, BAP添加の場合と比較して, 明らかに高い不定芽形成率が認められた. また, TDZの高い濃度 (2.19~5.48mg•liter-1) においては,幼植物1個体当たりの不定芽形成数が多くなる傾向がみられ, 形成した不定芽の多くがロゼット状を呈することが観察された.<BR>2.幼植物の根からの不定芽形成に及ぼすサイトカイニン (BAP, TDZ) とカザミノ酸の効果について要因別にみると, サイトカイニンの種類の違いによる効果が極めて大きいことが確認され, また, カザミノ酸添加の効果も明らかに認められた.
収録刊行物
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- 園芸学会雑誌
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園芸学会雑誌 63 (1), 39-43, 1994
一般社団法人 園芸学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206303835648
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- NII論文ID
- 130001152307
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- NII書誌ID
- AN00025257
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- COI
- 1:CAS:528:DyaK2cXltVWrs7k%3D
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- ISSN
- 1880358X
- 00137626
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- NDL書誌ID
- 3883189
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可