書誌事項
- タイトル別名
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- Clinical Trials of Japan Clinical Oncology Group for Breast Cancer Treatment
- ワガクニ ニ オケル ニュウガン ヤクブツ リョウホウ ノ リンショウ シケン
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説明
乳がんは全身病であるとする概念が定着し, 乳がん治療は局所療法である外科, 放射線療法に全身療法である薬物を加えることが必須になっている. エビデンスに基づいた薬物療法を行うためには, 臨床試験によりそのエビデンスを創り出す必要がある. 残念ながら, わが国では新薬の承認申請のために企業が行う治験に比し, 研究者主導の臨床試験の重要性が理解されず, 乏しい物的支援のもとで研究者の個人的熱意にのみ支えられた小規模な試験に終始し, 国際的標準治療の開発には貢献できていない. 公的臨床試験グループである日本臨床腫瘍研究グループ(Japan Clinical Oncology Group; JCOG)の活動を振り返って研究者主導の臨床試験の問題点と今後の展望について述べた.
収録刊行物
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- 医療
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医療 60 (6), 365-369, 2006
一般社団法人 国立医療学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206313750528
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- NII論文ID
- 130004316641
- 40007372944
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- NII書誌ID
- AN00017113
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- ISSN
- 18848729
- 00211699
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- NDL書誌ID
- 8020672
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可