数種殺虫剤のニジュウヤホシテントウに対する防除効果と ヒメハナカメムシ類に対する影響

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タイトル別名
  • Insecticide effects on the twenty-eight-spotted ladybird and <i>Orius</i> spp.
  • スウシュ サッチュウザイ ノ ニジュウヤホシテントウ ニ タイスル ボウジョ コウカ ト ヒメハナカメムシルイ ニ タイスル エイキョウ
  • Insecticide effects on the twenty-eight-spotted ladybird and Orius spp.

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説明

土着天敵の保護による露地ナスの害虫防除体系を確立するため,フェンピロキシメート・ブプロフェジン,インドキサカルブMP,ピリフルキナゾンおよびペルメトリンの4剤について,露地ナスほ場におけるニジュウヤホシテントウに対する防除効果とヒメハナカメムシ類に対する影響を調査した。その結果,4剤のいずれもニジュウヤホシテントウに対する防除効果が高かった。ヒメハナカメムシ類に対して影響がなかったのは,インドキサカルブMPのみだった。フェンピロキシメート・ブプロフェジンはヒメハナカメムシ類に対して,散布2週間後に遅効的な影響が認められた。ピリフルキナゾンはヒメハナカメムシ類に対して,散布3日後には影響が認められたが,残効は1週間以内と考えられた。ペルメトリンはヒメハナカメムシ類に対して,散布直後から2週間以上影響が認められた。

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