乗用管理機装着型ブームスプレーヤを用いた農薬散布

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タイトル別名
  • Pesticide Application by Using Riding Type Tractor Mounted Boom Sprayer

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説明

2機種の乗用管理機装着型ブームスプレーヤ〔パンクルスプレーヤとハイクリアランスブームスプレーヤ (以下ハイクリブーム)〕を供試して, 水田においてNAC乳剤 (15%) (300溶液) を少量散布 (25l/10a) し, 散布薬剤のイネ葉面への付着量および作業者への暴露量をイムノアッセイ法を用いて分析比較した。イネ体の上位部 (葉先) と下位部 (地際部) への薬剤付着量の総計は両機種ともほぼ同等であったが, パンクルスプレーヤでは下位部より上位部のほうが多く, ハイクリブームでは上下はほぼ同じ付着量であった。また作業者への暴露量は, ブームの装着位置に依存してハイクリブームでは胸部が多く, パンクルスプレーヤでは背部に多い傾向が認ゆられた。暴露総量ではハイクリブームのほうがやや少なく, ドリフトが少ないことを示唆しているものと推察された。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206330176896
  • NII論文ID
    130004242555
  • DOI
    10.11337/ktpps1954.1997.311
  • ISSN
    21853673
    03888258
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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