マメハモグリバエの土着天敵の増殖

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タイトル別名
  • Mass Production of Indigenous Parasitoids of the Leafminer, <i>Lyriomyza trifolii</i> (Burgess)

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説明

侵入害虫のマメハモグリバエの土着寄生蜂の大量増殖技術を開発するための第1段階として, 寄主であるマメハモグリバエのツルナシインゲンを寄主植物としたときの室内飼育条件を検討した。インゲンマメの品種, マメハモグリバエの飼育密度およびインゲンマメのエージがマメハモグリバエの発育形質に及ぼす影響を調べたところ, 供試したツルナシインゲン5品種について, マメハモグリバエの生産蛹数, 蛹重, 羽化までの日数に差は見られなかった。一方, マメハモグリバエの産卵時の接種密度が高いほど1葉当たりの生産蛹数は増加したが, 飼育密度が高いほど蛹重が軽くなる傾向が見られ, 1雌当たりの蛹の生産効率が低下した。また, インゲンマメのエージが若いほど蛹重が軽い傾向が認められた。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206331764352
  • NII論文ID
    130004086609
  • DOI
    10.11337/ktpps1954.1995.231
  • ISSN
    21853673
    03888258
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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