ブリーチ剤を用いた毛髪の脱色における配合成分の効果
書誌事項
- タイトル別名
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- The Effects of Components in Bleaching Agents on Hair Bleaching
- ブリーチザイ オ モチイタ モウハツ ノ ダッショク ニ オケル ハイゴウ セイブン ノ コウカ
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説明
3種の市販ブリーチ剤を用いて毛髪の脱色処理を行ったところ,酸化剤,アルカリ,過炭酸ナトリウムなどブリーチ剤の含有成分の違いにより脱色効果に大きな差があることがわかった.そこで, 主要な酸化剤成分である過酸化水素を用いて処理液のpHを変化させて漂白実験を行い,脱色効果と強伸度, 表面形状の変化に対するpHの影響を検討した.その結果,pHが9以上で大きくなるにつれて脱色効果は大きくなるが,一方で高いpHでは毛髪の強度低下と表面の損傷が起こることがわかった.また,過炭酸ナトリウムは過酸化水素にアルカリを加えて行った結果よりすぐれた脱色効果を示し,毛髪の損傷も幾分抑えられることが示唆された.
収録刊行物
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- 日本家政学会誌
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日本家政学会誌 59 (6), 387-392, 2008
一般社団法人 日本家政学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206334749312
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- NII論文ID
- 110006782726
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- NII書誌ID
- AN10040097
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- ISSN
- 18820352
- 09135227
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- NDL書誌ID
- 9527026
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
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- 使用不可