Pressing Technics for Cementing Cast Restorations and Resultant Cement Film Thickness
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- Koyano Eiichi
- Department of Operative Dentistry, School of Dentistry, Tokyo Medical and Dental University
Bibliographic Information
- Other Title
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- 鋳造修復物合着時の加圧法とセメント被膜の厚さ
- チュウゾウ シュウフクブツ アイギジ ノ カアツホウ ト セメント ヒマク ノ
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Abstract
鋳造修復物をセメント合着する際に, なるべく薄いセメント被膜の厚さで正しく装着しうるような, もっとも有効な合着のための圧接法を知るために, 2種類の直径と2種類の深さをもった臨床に近い大きさの真鍮製円柱形窩洞と, これに合わせて市販銅合金を用いて作られた鋳造物とを, リン酸セメントを用いて, 静的並びに動的な各種の圧接法により合着し, その際窩底部および側壁部に生じたセメント被膜の厚さを測定した結果次のような知見を得た。<BR>1.セメント被膜の通常の圧力で圧縮しうる限度のcritical thicknessは, 平面板よりもインレー窩洞の底面の方が大きく, インレー窩洞ではcompressive pressureの働く底面よりも, shearing pressureの働く側壁面の方が小さかった。<BR>2.同じ深さで直径が異なる2種類の円柱形インレーの間では, 直径の大きなインレーの方がセメント被膜の厚さが小さかった。同じ直径で深さが異なるインレーのあいだでは, 窩洞の深いインレーの方がセメント被膜の厚さが大きかった。<BR>3.静的加圧や槌打よりも, 振動加圧の方がセメント被膜を薄くした。同じ圧力で振動加圧を用いた場合には, 垂直振動の方が水平振動よりもややセメント被膜を薄くした。しかし水平振動加圧には, 患者の歯に対する衝撃や苦痛がほとんど感ぜられないので加圧力をさらに増すことが容易であると思われた。<BR>4.静的加圧で修復物をほぼ正しい位置まで圧入し, さらに動的加圧を加える併用加圧法は, 各種の加圧法を個々に用いた場合よりもセメント被膜の厚さを著しく小さくした。<BR>5.実際の臨床では, まず手圧でもって修復物をできるだけ押しこんだのち, さらに水平振動を加えつつ圧接を追加する方法が最も適切であろうと判断された。
Journal
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- THE JOURNAL OF THE STOMATOLOGICAL SOCIETY,JAPAN
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THE JOURNAL OF THE STOMATOLOGICAL SOCIETY,JAPAN 42 (4), 352-363, 1975
The Stomatological society, Japan
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206343117952
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- NII Article ID
- 130004281984
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- NII Book ID
- AN00302674
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- ISSN
- 18845185
- 03009149
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- NDL BIB ID
- 1687281
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- PubMed
- 772145
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed