北海道十勝地方のナガイモにおけるヤマノイモえそモザイクウイルスの感染時期およびこれに関与するアブラムシの寄生消長について

  • 小野寺 鶴将
    北海道立総合研究機構 十勝農業試験場 現在:北海道立総合研究機構 中央農業試験場
  • 田縁 勝洋
    北海道立総合研究機構 十勝農業試験場
  • 鳥越 昌隆
    北海道立総合研究機構 十勝農業試験場

書誌事項

タイトル別名
  • Seasonal Change of Aphids Participating in Infection for <i>Chinese yam necrotic mosaic </i><i>virus</i>(CYNMV),and its Infection Period in Hokkaido Tokachi District
  • ホッカイドウ トカチ チホウ ノ ナガイモ ニ オケル ヤマノイモエソモザイクウイルス ノ カンセン ジキ オヨビ コレ ニ カンヨ スル アブラムシ ノ キセイ ショウチョウ ニ ツイテ

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抄録

<p>北海道十勝地方のナガイモほ場において,ヤマノイモえそモザイクウイルス(CYMNV)の感染時期を調査した.その結果,感染は萌芽期以降の生育全期間を通じて起こり,9 月以降の感染頻度も高かった.また,生育期間を通してCYNMV を媒介するアブラムシ類の発生状況を調査したところ,ジャガイモヒゲナガアブラムシは6~7 月に多く,ワタアブラムシは7 月および9 月以降に多く認められた.以上のことから,当地方においてCYNMV の媒介に関与する主要なアブラムシ類はジャガイモヒゲナガアブラムシおよびワタアブラムシの2 種であると推測した.</p>

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