複合交信撹乱剤を利用したリンゴ主要害虫の防除
書誌事項
- タイトル別名
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- Control of Major Lepidopterous Insect Pests by the Multiple Mating Disruptor in Apple Orchards
- 4. Control of the Apple Leaf Miner, <I>Phyllonorycter ringoniella</I>, by Communication Disruption and Reducing Insecticide Use
- 第4報キンモンホソガに対する交信撹乱効果と殺虫剤削減の可能性
抄録
リンゴ用複合交信撹乱剤 (10aあたり200本, 目通りの高さ) を5月中旬に処理することで, キンモンホソガに使用する殺虫剤を大幅に削減できることが示唆された。しかし, 本種に対する交信撹乱は第1世代成虫期からとなるため, 交信撹乱効果は処理前に発生する第1世代幼虫密度に影響されることが明らかになった。そのため, 第1世代幼虫の枝あたりマイン数が多い場合には, 第2世代ふ化幼虫期に殺虫剤を併用する必要があった。
収録刊行物
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- 北日本病害虫研究会報
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北日本病害虫研究会報 2001 (52), 230-233, 2001
北日本病害虫研究会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206344029568
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- NII論文ID
- 130004333105
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- ISSN
- 21854114
- 21854149
- 0368623X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可